top of page
執筆者の写真医学部体育会 慶應義塾大学

第1回:コロナ禍で今私たちができること(2020/9/6)

 ただいま私たち医学部体育会は、新型コロナウイルス流行の影響で、オンライン上を除く全ての課外活動が禁止されている状態です。多くの部活で今年度の大会が中止となり、モチベーションを保つのも難しいのが現状です。そんな中でも、各部活工夫して個人練習などの取り組みを行っています。今回はいくつかの部活の取り組みを紹介します。 男子バスケットボール部では、自粛期間を「現状維持ではなく、自らを一回り成長させるための期間」とポジティブに捉え、向上心を持ってトレーニングに励んでいます。具体的にはランニングや自重での筋力トレーニング、そして私が高校時代にトレーナーから教わっていた”コンディショントレーニング”を新たに導入し、週5回に分けてメニューを作成し取り組んでいます。コンディショントレーニングとは身体の正しい動作を理解・実践し、効率的な動きを目指すことで身体的なパフォーマンスの向上やケガ予防に繋げるためのトレーニングのことで、毎回自分のワークアウトを動画で撮影してもらい、客観的に自分の動作を見直してフィードバックしてもらうということを課しています。実際数ヶ月のトレーニングで、皆見違えるように身体の使い方が上手くなりました。また、毎週日曜日には部員全員がオンラインで集まり、バスケのスキルとしてとても重要な、一瞬で正しいプレーを選択する判断力を鍛えるために、バスケの基本的な戦術のベースとなる知識の部分を勉強しています。 私が自粛期間中に部を運営する上で最も大事にしていることは、共通のメニューを共通の認識で行うことでチームの一体感を高める事です。例え部員同士が直接会うことができなくても、チームの大きな目標に向かって各々が努力することが、部を良い方向へ導くと信じています。依然、部活動再開の見通しが立たない状況が続いていますが、来年度の大会開催を期待して頑張って参りましょう。 バスケ部 新主将  中 ゴルフというスポーツの一般的なイメージは広い場所で球を遠くに飛ばすことだと思いますが、自宅でやれることも少なくありません。コロナウイルスによる活動自粛の中で、他大学に負けないようレベルアップするために部員一人一人が工夫しています。自宅でのパター練習やアプローチ練習、素振りはもちろんこと、ゴルフに必要な体力、筋力作りにも更に力を入れ、活動再開後にすぐに全力で活動するための準備を進めています。また、部員間で日々の工夫を練習日記で共有したり、定期的にミーティングを開催したりなど、会えない中でも部員間のコミュニケーションを取れるようにしています。 試合などが次々に中止となり、目標が定まらずモチベーションを維持することが困難な状況ではありますが、こういう時だからこそ、他大学との差をつけるチャンスだと思って、来たる活動再開を信じて、部員一同これからも日々頑張っていこうと思っています。 ゴルフ部 新主将  原田 硬式庭球部男子部が、自粛期間中にオンラインで行っている部活動は主に2つあります。 ひとつは、週2回オンラインで集まり、在宅でできるトレーニングを行っています。部員同士のつながりを保ちつつ、可能な範囲でフィジカルパフォーマンスを維持していきたいと考えています。特に今後の秋シーズンでは、テニスに最も重要な体幹を鍛えるメニューや、普段はみんなでやる機会の少ない柔軟系のメニューを取り入れていきます。 もうひとつは、週1回オンラインで集まってテニスの戦術を勉強しています。具体的には、試合の状況を想定したショットセレクションや試合中の考え方を共有したり、全塾の試合動画を見てディスカッションなどを行っています。秋シーズンからは、今後試合に出る可能性の高いメンバーを中心に試合動画を分析し、各自の課題及びそれを克服できる練習内容を明確化していきたいと考えています。 例年とは全く異なるこの状況の中で、自分のテニスのために、チームのために、部員一人一人が今できることを考えて、主体的に実践していく必要があると感じております。オンコートでの部活動再開に備え、部員の感染対策なども含め準備を進めていきたいと思います。 硬式庭球部 新主将 柳岡




閲覧数:18回0件のコメント

Comments


bottom of page